オゾン水の効果と濃度

オゾン水の効果と濃度
オゾン水にはどのような効果、あるいはどれほどの効果があるのでしょうか。

オゾン水の効果を語るうえで、「濃度」は無視できませんので、ここではオゾン水の効果と濃度についてあわせてご説明します。

オゾン水の効果

オゾンが溶け込んだ水である「オゾン水」には、きわめて高い除菌効果があります。

当サイトでは、話しをややこしくしないために、意識して「除菌」という言葉を使うことにしていますが、オゾン水は医療機関などで器具の滅菌処理にも利用されているほど、菌をやっつける効果が高く、アルコールの7倍の除菌力があります。

オゾン水の効果は、次のとおりです。
 

  • 除菌効果
  • 消臭・脱臭効果
  • 脱色効果
  • 野菜や果物の鮮度保持効果

オゾン水には、上記のような効果があるため、次のようなことに利用されています。
 

  • 野菜や果物などの農薬除去
  • 医療機関で器具の滅菌処理
  • ハウスクリーニング及び特殊清掃
  • 衣類や布団などのクリーニング
  • 人やペットの洗体及び洗髪
  • ニキビや吹き出物対策
  • ペットの涙やけ対策
  • 赤ちゃんのおもちゃの除菌及び洗浄
  • ポット内部の除菌及び洗浄(主にカビ菌対策)
  • ペットの消臭・除菌対策
  • 人の口内環境対策(うがいや歯磨き)
  • 部分入れ歯の除菌(ネットでお見かけしました)
  • 人やペットの歯磨き(歯槽膿漏の予防対策)
  • 歯ブラシの除菌(ブラシ部分の除菌)

その他にも、オゾン水は安全性が高いため、動物病院などでは、犬や猫の肛門腺を絞ったあとに、あらかじめ作っておいたオゾン水を入れたスプレーでおしりにシュシュッと利用している方も結構いるようです。

オゾン水の濃度

オゾン水の濃度
オゾン水のオゾン濃度が高ければ高いほど、効果も高くなります。

とはいえ、オゾン水のオゾン濃度は、1〜2ppm程度の濃度でほぼすべての菌やウイルスを死滅させることが可能です。

代表的なウイルスや微生物を下記表にまとめましたので参考にして下さい。

オゾン水のウイルスに対する効果

表が途中で切れて表示されている場合は、スライドしてご覧下さい。

ウイルスの種類オゾン水濃度接触時間[秒]残存
インフルエンザウイルス15不検出
ノロウイルス15不検出
鶏脳脊髄炎ウイルス15不検出
犬伝染性肝炎ウイルス15不検出
パルボウイルス15不検出

オゾン水なら、このようなウイルスもたった5秒で死滅させることが可能です。

オゾン水の微生物に対する効果

表が途中で切れて表示されている場合は、スライドしてご覧下さい。

微生物の種類オゾン水濃度[ppm]接触時間[秒]致死率[%]
大腸菌0.965100
ブドウ球菌1.085100
緑膿菌1.015100
クロストリジウム
バーフリンゲンス
0.965100
鶏コクシジウム1.9230100
カビ菌0.3〜0.51999.9
枯草菌0.3〜0.53099.9
O-1571.025100
ピロリ菌1.0115100
MRSA1.0130100
サルモネラ菌1.0230100
セラチア菌 1.0115100

何故、高濃度のオゾン水が作れるオゾン水生成器が人気なのか?!

先ほどの表を見ていただくとお分かりかと思いますが、オゾン水の濃度は1〜2ppm程度でほぼすべての菌やウイルスを死滅させることが可能です。

そんな中、何故業界では、短時間で5ppmという高濃度のオゾン水が作れる「オゾンバスター」が人気なのでしょうか。

それは、「より確実に除菌したい」というニーズはもちろんのこと、「オゾン水の濃度が高ければ、接触時間が短時間で済む」というメリットがあるからなのです。

農家の両親曰く、「昔は、オゾン水生成器はそりゃぁバカ高くてのぉ〜」だそうです。(具体的な価格を覚えていませんでしたが、数十万円と言っていました)

しかし、今の時代、オゾン水を求める人が多くなったおかげで、わずか数万円で購入できる品質の高いオゾン水生成器があったりするわけですから、本当にありがたいことです。

私が実際に使っているオゾン水生成器は、オゾンマート社が販売する「オゾンバスター」という機種です。

今もほぼ毎日使用していますが、使い方は簡単で故障知らずの頼りになるオゾン水生成器です。

ご購入を検討されている方は、是非こちらの記事も参考にして下さい。
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