オゾンナノバブル水の効果と私が思うこと

【メーカー回答あり】オゾンナノバブル水の効果と私が思うこと

皆さんは、「オゾンナノバブル水」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

「ナノバブル」の「ナノ」とは、1mmの1万分の1ほどの大きさを表し、肉眼でその泡を確認できないレベルに小さな小さな泡です。

私は、生成したオゾン水のオゾン濃度を確認したうえで、その効果の高さは信頼しています。

何故なら、実家が農家でオゾン水除菌を取り入れていることや、医療機関で滅菌処理に利用されているという事実、あるいは実際にオゾン水うがいをして口臭が大幅に軽減した父の姿も目の当たりにしているからです。

しかし、いろいろとオゾン水の情報を探しているある日、「オゾンナノバブル水」なるものがボトリングされ、主に歯周病対策などの目的で販売されていることを知りました。

オゾン水愛好家として、「これはよく調べなければ!」という謎の使命感に駆られ、まとめてみましたので参考にして下さい。

ナノバブル技術とは

医療をはじめ様々な分野でナノバブル技術の研究が進められています。

ナノバブル(英: nano bubble)とは、微細な気泡のことである。厳密な定義は応用分野や生成方法によって異なっており難しい。一般的には1µm以下のナノメートル単位のものがナノバブルと呼ばれる。気泡が極小のため、発生させても肉眼では透明な水に見える。現在、種々の分野において研究が行われている。

2008年11月28日の報道ステーションで「癌細胞が減少する」というナノバブルの実験結果が報道され、今後の研究に期待がもたれるがまだ実用段階ではない。

Wikipedia

まぁ、簡単に言うと、ナノバブルとは、すっごい微細な泡のことです。(100万分の1ミリの超微小な泡)

ナノバブル3つの特徴

ナノバブルには次の3つの特徴があります。

(特徴その①)浮上速度が極めて遅いため滞在時間が長い
通常の気泡に比べて体積が非常に小さく、泡にかかる浮力も小さいため、上昇速度が極めて遅くなり、長く水中に滞在することができ、この特性が高い溶解効率に寄与している。通常の気泡は、1m浮上するのに約8秒間。ナノバブルは何と2年間となっており、事実上、「水中に静止」する。
(特徴その②)帯電性により泡が壊れにくい
ナノバブルは電荷を帯びており、ナノバブル同士は反発し合体や吸収が起こりにくい性質を持っている。このため気泡が結合することなく、小さい状態のままを保ち、均一に液中に分散する。それにより非常に高濃密な気泡を作ることができる。
(特徴その③)流体として層流化することで摩擦抵抗が低下
層流化し気体と液体との層を形成することで固液間の摩擦抵抗が低下するといわれているため、船舶への実用化が期待されており、研究が盛んに行われている。

ナノバブルには上記のような特徴があるため、工業・化学・医療・農業・水産などあらゆる分野で利用・研究されています。

ナノデンタルアルファクリア(NANODENTALα clear)とは

ナノデンタルアルファクリア(NANODENTALα clear)とは
そこで、私がオゾン水のことについていろいろと調べていたときに見つけた商品がこれです。

その名も、「ナノデンタルアルファクリア(NANODENTALα clear)」。

ある方のブログで、「オゾン水でうがいがおすすめ!」とあり、「たしかに〜」と思い、その方の記事をよく見てみると、オゾン水というか、この商品でした。

で、私は、「おや、オゾン水のオゾン濃度に持続性はないのに、ボトリングとは妙だぞ」と思ったわけです_(._.)_

ナノデンタルアルファクリアの発売元は京セラ株式会社、製造販売元がフェイスラボ株式会社というところでした。

へぇ〜京セラって、こういう商品も発売しているんですね〜。
知りませんでした。

また、ナノデンタルアルファクリアの公式をみますと、こうあります。

歯科医院での定期的な検診と合わせて毎日のケアにぜひ、NANODENTALα clearをお役立てください。

NANODENTALα clearは、毎日のブラッシングに合わせてのご使用により、口臭などの原因となる汚れを浄化し、口腔内環境を清潔に保ちます。
あなたのお口ケアにぜひお試しください。
お求めは、かかりつけの歯科医院にお問い合わせください。

【洗口液】
販売名:エーオーアールα
容量:500mL
全成分:水、塩化Na(香味剤)

どうやら、使い方としては、クリニカ、リステリン、GUMなどのマウスウォッシュなどと変わらないようです。
 
で、私気になったので、オゾン濃度について京セラ様に問い合わせてみたところ、メディカル事業部の方から次のとおり、ご返信いただきました。

本製品は、ナノバブル技術を用いてオゾン処理をした水です。
そのため、濃度を保ったオゾンが溶存する水であることを保証 する製品ではございません。

しかしながら、大学による研究においては、オゾン特性に似た効果が長期間にわたり維持できていることが確認されています。

京セラ様からの回答

ナノデンタルアルファクリアを実際に購入して自分でも試してみます。ご丁寧に回答いただき感謝ですm(_ _)m

つまり、オゾンやオゾン水が口腔ケアにおすすめということ

つまり、オゾンやオゾン水が口腔ケアにおすすめということ
結局、どういうことかというと、「オゾンやオゾン水が口腔ケアにおすすめ」であるということだと思います。

私が何故そう考えているのかいうと、次の3点が主な理由です。
 

  • オゾン水は医療機関で器具の滅菌処理に利用されている
  • 歯科医院でオゾン水を利用した治療が行われている
  • 大手が「医療用製品」としてデンタルリンス・マウスウォッシュにオゾンを活用した商品を販売している

オゾン水の除菌効果は医学的にも化学的にもあらゆる分野で証明されていますので、そこに疑う余地はありません。

加えて、「医療用製品」として販売するためには、それはそれは厳しい審査がありますので、それなりの根拠や裏付けがなければなりません。

さらに、ナノデンタルアルファクリアの発売元である京セラ様に私が問い合わせた際、「オゾン特性に似た効果が長期間にわたり維持できていることが確認されています」とおっしゃっていました。

つまり、これは大手メーカーが「オゾン特性は口腔ケアに効果がある」と考えているという裏付けになります。

ただし、オゾンを用いたナノバブル技術では未だ解明されていない部分があることは否定できないそうです。(特に、オゾン特性がどれだけどのような理由で長期間にわたり維持できるのかという点)

「オゾン特性」というのが、一体どれだけのオゾン濃度のことを指しているのかは結局分かりませんでした。(除菌効果に大きく関係するので「濃度」は重要な要素なので知りたかったのですが…)

ですから、私は多少面倒でも、自分でオゾン水を作り、うがい等に使用することが間違いないのかなと思っています。

ただ、オゾンナノバブル水やナノデンタルアルファクリアという商品にも興味がありますので、まずは1つ購入して、すでに重曹うがいからオゾン水うがいに切り替え、口臭が大幅に軽減している父を実験台に、オゾンバスターで作ったオゾン水と効果を比較してみたいと思います♪

お父ちゃんまたも巻き添え(*´∀`*)