高濃度のオゾン水を作る裏技に必要なもの

【動画あり】硬度や水温にほぼ関係なく高濃度のオゾン水を作る裏技

オゾンバスターのような低電圧電解式を採用したオゾン水生成器でオゾン水を作る場合、少なからず水温や硬度などの影響を受けます。

通常のオゾン水の作り方については、こちらをご覧下さい。
オゾン水の作り方

今回は、その水温や硬度にほぼ関係なく、高濃度のオゾン水を作れる裏技をご紹介します。

高濃度オゾン水を作る裏技の前に必ずご確認下さい

この方法は、うちの実家(農家で複数台のオゾン水生成器を使用するヘビーユーザー)や、私自身も自宅で実際に利用している方法で、これが原因で故障したことは今まで一度もありません。

しかし、この方法でオゾンバスターが故障しても責任は持てませんので、あくまでもご自身の判断で行って下さい。

高濃度のオゾン水を作る裏技に必要なもの

高濃度のオゾン水を作る裏技に必要なもの
使うのは塩です!

食塩ならほとんどのご家庭にあるかと思いますので、そちらを使って下さい。

水道水に少量の塩を入れると電解しやすく、オゾン水のオゾン濃度が上がりやすくなるのです!

塩をどの程度入れればいいのか?

メーカーに確認したところ、「5リットルの水道水に、0.1グラム程度入れる」とのことでしたが、塩の0.1グラムがどの程度か全然想像つかないズボラな私は、テキトーに2.3回パパっと振っています。(テキトーですみません)

ちなみに、よく聞く「小さじ1杯」は、約6グラムです。

5リットルに対して、0.1グラム(小さじ1杯の60分の1)の塩ですから、本当にひと振り、ふた振りといったところでしょうか。

少し多かったり少なかったりする分にはほとんど問題ありませんが、塩をあまりに入れすぎると、過電流で動作しなくなる可能性があるのでご注意下さい。

この実験動画を分かりやすいものにするため、あえて濃度が上がりにくい超軟水を用意しました。

日本国内でいえば、宮城県、山形県、鳥取県、島根県、愛知県などの上記5県の水道水は硬度30mg/L以下となっておりますが、今回用意した超軟水はそれよりも硬度が低い15mg/L程度です。

硬度についてはこちらをご覧下さい。
硬度と濃度の関係

では、実際に塩を使って簡単に高濃度のオゾン水を作ったときの動画をご覧下さい!

注意点
途中で塩を入れる場合、オゾンバスターを一度取り出してから塩を入れて下さい。また、その際はオゾンバスター本体の電源を切り、空焚き状態にしないようご注意下さい。

はじめの内は、超軟水だけに、やはりオゾン濃度が上がりにくかったです。0.5〜1.0ppm程度。

そこに食塩を少し入れると、白いシュワシュワが先ほどとは打って変わって、勢いがかなり強くなり、数十秒で4ppm程度の高濃度に!

オゾンバスターでオゾン水を作るときの白いシュワシュワは、オゾン水が作られている証拠で、この白いシュワシュワが多ければ多いほど、勢いがあればあるほど、高濃度のオゾン水が作られているとご判断下さい。

本来、オゾン水はすすぎ洗い不要ですが、この方法を利用し、野菜や果物の農薬を除去すると、少し塩っぽくなってしまうため、オゾン水に浸け置き後は、軽く水ですすぎ洗いしたほうがいいと思います!

あと、本体内部に塩が残留している可能性があるため、オゾンバスター本体もよく水洗いしてから保管することをお忘れなく!

この記事が誰かのお役に立てば嬉しいです_(._.)_