オゾン水うがいが歯周病や扁桃腺炎対策に有効な理由

【新型コロナウイルス関連】オゾン水うがいが歯周病や扁桃腺炎対策に有効な理由

【追記/2020.04.12】
今、世間を騒がせている新型コロナウイルス感染症のことで、体内に侵入してきたコロナウイルスが喉に悪さをすることから扁桃腺炎対策とされているオゾン水でのうがい、口内洗浄が大変注目されています。
オゾン水が1人でも多くの方の役に立てば大変嬉しく思います。
 
 
歯科医院をはじめとする医療機関でも利用されている除菌効果がきわめて高いオゾン水。

そんな除菌効果が高く、安全なオゾン水でうがいをしたい。あるいは、歯周病対策などにお悩みの方で、「オゾン水のうがいが有効だと聞いたから詳しく知りたい」という方も少なくないでしょう。

オゾン水うがいが歯周病対策をはじめ、口内環境を清潔に保つその仕組みをご説明します。

オゾン水うがいに危険性はないのか?安全なのか?

オゾン水うがいに危険性はないのか?安全なのか?
一般の方がよく知らない「オゾン」というだけで、その安全性が気になる中、オゾン水を口に含むとなると余計にその安全性あるいは危険性について不安を感じる人もいると思います。

オゾンうがいに危険性はまったくありません。(キッパリ)

ただし、それはオゾンバスターなどの一般的なオゾン水生成器で作れるレベルのオゾン濃度にかぎります。

何故、そう言い切れるのかというと…

オゾンは「菌やウイルスと接触した瞬間に菌やウイルスとともに消滅して酸素に戻り無害化する」という性質があります。

口の中には、カンジダ菌、黄色ブドウ球菌、緑膿菌、肺炎桿菌、インフルエンザ菌など、全身疾患の原因菌なんかもいます。

オゾンはそれらの菌と接触した瞬間に菌ととも消滅します。

ただし、口内の菌の数が多すぎて、そのすべてを除菌できるわけではありません。(口の中には、成人の平均で3000億個程度の菌がいるとされています)

オゾン水は、歯科医院が実際に治療にも使用していますし、オゾン水のコアユーザーの中には、1ppm程度のオゾン濃度のオゾン水を定期的に飲用している人もいるほどです。

その飲用にどんな効果があるのかについては「オゾン水を飲むとどんな効果がありますか?危険性は?」をご覧いただくとして、これまでオゾン水を飲用したり、粘膜摂取したことによって健康被害があった例は一度も聞いたことがありません。

そもそも、そんなことが一度でもあれば、歯科医院や動物病院は一切オゾン水を利用しないでしょう。

実際に私の父は、重曹うがいからオゾン水うがいに切り替えて、毎日欠かさずこれを行っていますが、口臭が大幅に軽減するメリットこそあれ、悪影響は一切ありません。

今ここで私が「オゾン水でうがいをしても絶対的に安全である医学的証明」をすることは難しいですが、一般的に安全とされていることや、実際にオゾン水でうがいをしている人に健康被害があった事例はないということは間違いありません。

オゾン水うがいで歯周ポケットが縮小したってよ!

オゾン水うがいで歯周ポケットが縮小したってよ!その①
東京医科歯科大学・荒川真一助教授チームは、歯周炎の主要な原因である、二つの菌に関する、抗菌剤の研究で、オゾンナノバブル水の殺菌活性、ヒト口腔組織細胞への無毒性を証明しました。

オゾンナノバブル水とは
ナノバブル技術を用いてオゾン処理をした水のこと。オゾン特性に似た効果が長期間にわたり維持できることが確認・証明されている。

オゾン水うがいで歯周ポケットが縮小したってよ!その②

オゾン水うがいで歯周ポケットが縮小したってよ!その③

歯周病の患者4名に、オゾンナノバブル水によるうがいを毎日2回、2週間続ける実験をおこなったところ、歯周ポケット計225箇所のうち139箇所で1ミリ以上の改善が見られた。

患者へは、とくにブラッシングなど追加的な指導は行わず、うがいのみの指導で得られた結果だという。

また、オゾンナノバブル水は露出した歯周病原体を30秒で殺菌する一方、生体細胞に24時間作用させる実験で、従来の洗浄やうがいに使用されていた消毒剤に見られる、歯や舌への色素沈着や口腔内の強い刺激、急性のアレルギー反応などの副作用が、一切見られず、人体へ無害であることを証明した。

文章及び画像元:オゾン水が歯周病に有効!うがい実験で歯周ポケットが縮小

この他にも、ネットなどで探すと、オゾン水あるいはオゾンナノバブル水が歯周病対策になるという記事はたくさんありますので、興味がある方は是非探してみて下さい。

オゾン水の性質や除菌効果を考えれば扁桃腺も除菌できて当たり前

オゾン水の性質や除菌効果を考えれば扁桃腺も除菌できて当たり前
扁桃腺炎は多くのウイルス、細菌が原因となります。

扁桃腺炎を起こす主なウイルス、細菌(カッコ内は扁桃腺炎以外になる主な病気)
 

  • アデノウイルス(アデノウイルス感染症、いわゆるプール熱)
  • 溶連菌(溶連菌感染症)
  • EBウイルス(EBウイルス感染症、伝染性単核球症)
  • 肺炎球菌(肺炎)
  • インフルエンザ菌(敗血症、髄膜炎など)※インフルエンザウイルスとは異なる

扁桃腺炎のときに、オゾン水でうがいをすると、素早く消炎することで知られていますが、これは、上記の扁桃炎を起こす主なウイルス・細菌をオゾン水が除菌するからです。

オゾン水でうがいするならある程度の濃度がないと意味がない

オゾン水でうがいするならある程度の濃度がないと意味がない
口内除菌が目的でオゾン水を利用しうがいをする場合、せめて2〜3ppm程度の濃度はほしいところです。

何故かというと、口内の菌やウイルスの数は膨大で、それらの菌やウイルスとオゾン水が接触した瞬間にみるみる内にオゾン濃度が低下するからです。

オゾン濃度が低下するということは、除菌効果も低下することを意味します。

そのため、オゾン水でうがいをする場合、安全だとされる濃度範囲の中で、できるだけ高濃度のオゾン水でうがいされると除菌効果も高いです。

オゾン水でうがいをする場合の好ましい濃度ですが、「1ppmでは頼りなく2〜3ppm程度あれば効果を期待できる」という感じでしょうか。

ちなみに、うちの父はいつもそのくらいの濃度(2〜3ppm)の濃度のオゾン水をオゾンバスターで作り、うがいしています♪

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