【故障かなと思ったら】オゾンバスターのメンテナンス方法

【故障かなと思ったら】オゾンバスターのメンテナンス方法

オゾン水生成器「オゾンバスター」は、多くの他社製品と異なり、カートリッジの交換等も不要で、後々消耗品にお金がかかったりすることもありません。(メンテナンス方法にもよりますが)

オゾンバスターは、使い方も簡単で、業界でもっとも売れている実績あるオゾン水生成器です。

製品寿命も2,000時間ということで、たとえば、1日10分×3回の使用と仮定すると、10年近く使える計算になります。(さすがに、そこまではもたないと思いますが…)

実際私も購入からほぼ毎日使用して、2年近くが経過しますが、故障は一度もありません。

オゾンバスターは、安心して長く使える製品ですが、その間、ずっとノーメンテナンスというわけではありません。

定期的にメンテナンスをするだけでより長く使えますので、今回はオゾンバスターのお手入れ方法についてご紹介したいと思います。

オゾンバスターの「あれ?故障かな?」←カルシウムの結晶が原因の8割

オゾンバスターのような低電圧電解式のオゾン水生成器の場合、「電極板」というパーツでオゾン水を生成するわけですが、長期間使用していると、ここにカルシウムの結晶が付着し、電流が流れにくくなります。

それがオゾン水生成の妨げになるため、このカルシウムの結晶を定期的に除去して下さい。

そして、このメンテナンスの頻度ですが、私のようにほぼ毎日使用している場合は、「2ヶ月に1回程度」がおすすめです。

たまに使う程度の方は、半年に1回などで十分です。

「あれ、故障かな」
「オゾンが少ないような気がする…」

↑このときの、約8割がカルシウム結晶の除去をしていないことが原因だそうです。

「故障かな」と思ったときだけではなく、故障をさせずにオゾンバスター本来の性能を発揮できるように、また本機を長期間安心して利用するためにもカルシウム結晶の除去作業を行って下さい。

カルシウム結晶の除去方法に必要なもの

次の4点をご用意下さい。
 

  • ボウル1(500mlの水)
  • ボウル2(500mlの水/水洗い用)
  • 食用酢100ml
  • オゾンバスター本体

用意するもの4点

オゾンバスターのメンテナンスには、「電極洗浄剤」もしくは「酢」を使用しますので、あらかじめご用意下さい。

私は、オゾンバスターを2年ほど前に購入しましたが、そのときはまだ「電極洗浄剤」なるものが付属していませんでした。(現在は付属しているそうです)

そのため、家にある食用酢を使って、オゾンバスターの電極板に付着したカルシウム結晶の除去を行っていましたが、今はAmazonでもオゾンバスター専用の電極洗浄剤を購入できるため、こちらの洗浄剤でメンテナンスを行っています。

専用の電極洗浄剤を使うにせよ、食用酢を使うにせよ、「5:1」の割合で混ぜて洗浄水を作ります。

つまり、

(電極洗浄剤の場合)
水5:電極洗浄剤1

(食用酢の場合)
水5:食用酢1

ということです。

「電極洗浄剤と食用酢はどちらでも同程度カルシウム結晶が除去されるのか」という問題ですが、やはり食用酢より電極洗浄剤の方が除去率が高いです。

とはいえ、食用酢でもカルシウム結晶は除去できます。どちらでも構いませんので、是非オゾンバスターのメンテナンスにご活用下さい。

それを踏まえたうえで、早速オゾンバスターのメンテナンス(カルシウム結晶の除去)を開始しましょう!

【画像付き】カルシウム結晶の除去方法やり方

電極洗浄剤がない方もいるかもしれませんが、酢であればどのご家庭にもあると思います。

そのため、今回は酢を使ってご説明します。(酢も専用の電極洗浄剤も割合は同じ)

まず、用意したどちらかのボウルに酢100mlを入れて、洗浄水を作ります。

酸っぱいニオイが、、、

酸っぱいニオイが、、、

酢100ml入りました!

酢100ml入りました!

これで洗浄水の完成です。(簡単でしょ?)

作った洗浄水の中にオゾンバスター本体をチャポンと入れます。

オゾンバスター本体をチャポンと

オゾンバスター本体をチャポンと

注意!
このとき、オゾンバスターの電源は入れません。

洗浄水に浸ける時間ですが、カルシウム付着の度合いによって異なりますが、10〜30分程度というところでしょうか。

今回は20分間、浸けたいと思います。

このとき、浸け置きするだけではなく、たまにユラユラ〜とオゾンバスターの本体を軽く振ると、カルシウム結晶がよく落ちます。

オゾンバスターを振るとカルシウム結晶がよく落ちる

本体を振るとカルシウム結晶がよく落ちる

20分が経過しました

20分が経過しました

オゾンバスターを洗浄水に浸けてから20分が経過しましたので、洗浄水のボウルからオゾンバスターを出して、今度は水洗い用の水が入ったボウルの方に入れます。

水ですすぎ洗い〜

水ですすぎ洗い〜

このときもオゾンバスター本体をユラユラ動かしたり、軽く振ったりしましょう。(面倒だったら直接水道水にバシャバシャ洗ってもOKです)

よく水洗いしましょう

よく水洗いしましょう

あとは、余分な水分をキッチンペーパーで軽く拭き取ったり、乾かせば、これにてオゾンバスターのカルシウム除去作業は完了です。

理論的には、オゾンバスターの電極板に付着したカルシウムを除去すれば、新品時と同等の性能に戻ります。

電極板にカルシウムが付着していると、オゾン水生成が非効率的になり、本来の力を発揮できないので、「あれ、故障かな」「購入時よりオゾンの量が減ったような気が…」と感じたら、是非、この記事を参考にメンテナンスしてみて下さい♪

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