新型コロナウイルスでオゾン業界が大忙しの理由

新型コロナウイルス対策にはオゾンが効果的!オゾン業界まさかの大忙し

お久しぶりです。 Tomomiです。
暖冬暖冬と言われても寒さに弱い私は活動限界の今日この頃。。

1月の終わり頃から私のこのブログに新型コロナウイルスについてのお問い合わせが急増しています。

なかには、「そんなの自分で調べてよ…(調べたらすぐに分かるようなこと)」というものから「私もオゾンバスター買ってみます!♪」という嬉しいお声まで実にさまざまです。
やはり、自分が良いと思い使っているものを「私も使ってみる」と言われたらそれはそれで嬉しいものです。

さて、本日はそんな新型コロナウイルスとオゾン水の関係についてまとめたいと思いますので、衛生業界の関係者様や私の実家のように農家をやっている人や、一般家庭の主婦の方などに向けて書きます。

新型コロナウイルスとは

連日テレビやネットニュースなどで騒いでいますので、すでにご存知の方も多いかと思いますが、念のため。
新型コロナウイルス(COVID-19)は、中国の武漢から世界中に拡散された風邪ウイルスの一種であり、過去にあったコロナウイルスとは別の「新型」のウイルスです。新型コロナウイルスに感染すると、肺炎を起こします。「新型肺炎」などと呼ばれていますよね。

中国が極秘に開発を進めていた化学兵器だとか、一度感染すると死ぬまで再感染するなど、デマ情報が出回っていますが、要は新型の風邪ウイルスです。

ワクチンがなかったり、YouTubeで公開されている中国武漢(だとされる)の怖い映像なんかをみて、それらの恐怖が正体不明の新型コロナウイルスとイコールになってしまい、「新型コロナウイルスという未知のウイルスによって人類はヤバい」なんていう流れが散見されますよね。

過去に、未知のウイルスなんてものはたくさんありましたよね。
それに、新型コロナウイルスより、インフルエンザやエボラ、エイズなんかはもっと恐ろしいです。

現在、新型コロナウイルス感染症に対してワクチンはありません。
通常、ワクチン開発→普通の人が実際に使えるようになるまでは年単位の時間が必要です。
ただ、今回の新型コロナウイルスはパンデミック気味なこともあり、従来のワクチン開発よりも速いスピードで行われているようです。
ワクチンがない以上、病院に行き医師に診てもらっても「対症療法」しかありません。また、検査は一般の人が思うより精度が高くありません。

つまり、今日現在で新型コロナウイルス感染症に対して有効なことは免疫力を高めたり、手洗い・うがいを徹底したり、マスクや消毒液など(全然買えないけど)を生活に取り入れるくらいなのです。

新型コロナウイルスに効果があるものとないもの

この新型コロナウイルス問題が騒がれてからというもの、

新型コロナウイルスに効きます!
新型コロナウイルスには◯◯(商品名)が効果的!
などなど。

ほんっっっっとにひどい。
消費者を騙して商品を売りつけるなんて詐欺と言われても仕方がないような行為で平然と嘘を並べ立て販売行為をしている悪質な業者をたくさん見かけます。
ほとんどが薬機法という日本の法律に違反しているんですが。。

まさに猫も杓子も新型コロナウイルス状態です。

あと、空気清浄機も加湿器も抗ウイルス効果という観点からはほぼ意味がありません。
これは例の動画の岩田健太郎先生もおっしゃっていることですので間違いありません。

理由はフィルター式の空気清浄機や加湿式の加湿器はウイルスを殺さないからです。(そもそもそういう目的の機器ではない)

今日現在で、新型コロナウイルスに効果がある予防法(感染者を治すという意味ではないですよ)は次のとおりです。
 

  • アルコール(エタノール)
  • 塩素系薬剤(次亜塩素等含む)
  • オゾン(気体と液体)
  • 手洗い・うがい
  • マスク
  • 人混みに行かない
  • 狭い部屋に長時間滞在しない(エアロゾルによる感染を防ぐ)
  • 外出時にいろんなものをなるべく触らない

特に、新型コロナウイルスは咽頭スワブ検査で検出されなくなったあと、しばらくは便から検出されることが少なくないため、トイレあとの手洗いは超絶効果ありますので絶対推奨。
すごく汚い話で恐縮ですが、うんちしたときトイレットペーパーでおしりを吹きますよね?
すごくショックかもしれませんが、あれ、肉眼では見づらいだけで、紙を突き抜けて手についてますから。。(本当ですからね)
 
一方、新型コロナウイルス感染症の予防という観点から意味がないもの(こと)
 

  • 空気清浄機
  • 加湿器
  • アオサ(中部大学が「アオサにヒトコロナウイルス増殖抑制効果」があると発表し当該記事をすぐに削除)
  • ホメオパシー関係(新型コロナウイルスに効くと謳って今でも販売中)
  • 検査をしてほしいと病院に行くこと

検査してほしい気持ちは分かりますが、病院ってもともと元気ない人が大勢いるので、そこで何か病気をもらっちゃうリスクもありますし、先ほど少し書きましたが、そもそもこの新型コロナウイルス感染症に特効薬はありません。
そのため、対症療法のみとなるため、「たくさん食べて、たくさん寝て、免疫力を高めて自己治癒しましょうね」でおしまいです。
また、患者が「検査して!」と言って「はい、分かりました!」なんてことには(少なくても今は)なりません。
だから、今、病院に行っても何ひとつ良いことはありません。。

で、なぜオゾンなの?

手洗いやうがいなどは、まぁ当たり前のこととしても、今はアルコール系の除菌グッズも全然購入できませんよね?
新型コロナウイルスは、エンベロープを持たないノロウイルスなどと異なり、エンベロープ(膜)を持つ「エンベロープウイルス」です。
このエンベロープウイルスに効果があるのが皆さんご存知「アルコール」や「塩素」などです。
しかし、オゾンのすごいところは、ノロウイルスなどの膜を持たないノンエンベロープウイルスにも新型コロナウイルスのようなエンベロープウイルスにも効果がある点です。

それに、オゾンはアルコールや塩素系薬剤と異なり、「残留性」がない点も特徴の一つです。(そのため、オゾンは厚生労働省が定める食品添加物に認められています)

「何にでも効果があり、残留性がなく安全なら、なんでアルコールや塩素系薬剤より普及していないのか」

ごもっとも!!

そんなにすごいオゾンですから、逆にみなさんが知らないような場所でも実は使われていたりしますが(救急車両や大きなマンションのゴミ置き場、歯科医院の器具の滅菌等)、ご指摘の通り、アルコールや塩素系薬剤の方が普及しています。

その理由は…

ズバリ、アルコールや塩素系薬剤は、「安いから」「簡単に手に入るから」です。(今は入手しづらく、メルカリやヤフオクで高額転売されていますが…クソ転売ヤーどもがっ!)

加えて、オゾンにはアルコールや塩素にはない特徴がまだあります。

それは、気体のため「空間除菌」ができるんです。
はい、つまり室内空間などに浮遊しているウイルスを殺せるんですね。もちろん、ウイルスだけではなく「菌」も殺す効果があります。(ちなみに、菌よりウイルスの方が全然小さいです)

アルコールで室内空間をするのが不可能なわけではありません。
たとえば、アルコール噴霧器という機器があり、それがあればできないこともありません。ただ、液体アルコールを原料に噴霧上にしたアルコールを室内に噴霧すれば、部屋はビチャビチャになりますし、機器は軽く50万円以上します。それにアルコールには残留性があるため、しばらくはアルコール臭がすごいです。
はい、はっきり言って、液体のアルコールで室内除菌するなんて正気の沙汰ではありません。

塩素系薬剤もアルコールとほぼ同じ理由で空間除菌には向きません。

そこで、オゾンの登場です。

私は実家が農家のため、日頃から「残留農薬」の問題は農家にとって避けて通ることができないことをよく知っていました。(オゾン水は菌やウイルスだけではなく残留農薬も除去できるんですよ!♪)

そこで、いろいろ調べたり、実際に自分で使ってみて、オゾン水にたどり着きました。
これまでは野菜や子供のおもちゃなどの殺菌・消毒目的で、オゾン水を利用していました。

気体のオゾンも、気体のオゾンを水に溶かし込んだオゾン水も、新型コロナウイルスを殺すことが分かっていますので、私は消毒液が薬局で購入できなくても不安になることは一切ありませんでした。

たとえば、これ、タイ(タイの医療は世界的にみても結構すごい)の権威ある医療系専門のニュースサイトです。
Ozone Can Be Used To Destroy The New Coronavirus And Disinfect Areas
原文は英語ですが、Googleの翻訳機能などで十分に意味が理解できるレベルですので、是非ご覧になって下さい。

端的に言うと、上記サイトには「オゾンはコロナウイルスを殺します(殺菌消毒します)」という趣旨のことが書かれているわけですが、オゾンに詳しい人はこれをみてもさほど驚きません。(「まぁ、そりゃそうでしょーよ」という感じです)

「どーやって、オゾンやオゾン水で新型コロナウイルスを殺菌・消毒するの?」

使い方はいたって簡単。
気体のオゾンで空間除菌をしたり、オゾン水をアルコールや塩素系薬剤のように使えばいいだけです。
私はオゾン水を作り、それを無印…じゃなくてダイソーで買ってきた透明のスプレーボトルに入れてカーテンとかソファとか、帰宅時に衣服にシュシュっと使っています。

オゾン水は作ってから21分毎にその濃度が半減してきますので長時間保管することはできません。「オゾン水を生成したらなるべく早く使っちゃう」が基本です。
詳しくは、「オゾン水の作り方」をご覧下さい。

ただ、オゾンが新型コロナウイルスに効果があることは間違いないのですが、アルコールや塩素系薬剤とは異なり、オゾン発生器だったり、オゾン水生成器が必要なんですよね。。(本当に唯一のネックはそこだけ)

今は除菌グッズのニーズがものすごく高まっていることと、空間除菌できるメリットが再認識されたようで、宿泊施設や自動車関連業、飲食店、塾や学校、一般家庭などで導入する方が激増しているようです。

私なんかのブログに1日5件以上の問い合わせが届くほどですからね。。
実際に1月下旬頃から1日5件くらいのペースで毎日届いています。しかも間違いなく問い合わせ件数が日に日に増えているという…

で、ちょっと前まではうちでも複数台使用していることもあり、オゾン発生器は「オースリークリア2」という機種をおすすめし、オゾン水生成器についてはオゾン水生成に特化した「オゾンバスター(※)」をおすすめしていました。
※オゾンバスターはオゾン水生成に特化したオゾン水生成器ですので、オゾン発生器のようにオゾンを気体として使って空間除菌するなどの使い方はできませんが、オゾン水生成という観点では、オゾン発生器で生成するより高濃度のオゾン水(5倍程度)を作ることができます。
詳しくは、「オゾン水の作り方」をご覧下さい。

この2台は、他社製品と比較しても圧倒的な性能とコスパで、かなり人気がある製品です。

しかし、最近、オースリークリアシリーズ(累計販売1万台以上の業界ベストセラー)に「オースリークリア3」という機種が出て、うちでもつい先日購入したんですよね。
そしたら、オースリークリア2より圧倒的に使いやすいしパワフルだし、ということで今ではオゾン発生器を買うなら「オースリークリア2」ではなく、「オースリークリア3(旧モデル同様、オゾン水生成可)」の方をおすすめしています。
オースリークリアシリーズ最新モデルのオースリークリア3は、旧モデルの2より少しだけ高いですが、性能や操作性、オゾンの効果は倍以上という感じです。(今買うなら絶対に最新モデルがおすすめです)

当ブログを読んでくださっている方の中には、すでにオゾンバスターをお持ちの方が多いかと思いますが、オゾン水を農薬除去だけで使っていたらもったいないです。

今、オゾン発生器やオゾン水生成器を購入している人がものすごく多いようなので、マスクや消毒液のように、売り切れ御免で購入できなくなる可能性が高いです。

私が売っているわけではありませんので、煽って買わせようとしているわけではありませんからね(苦笑)

というのは、売り切れたらまた入荷を待てば買えると思うじゃないですか?
でも、今回は中国の経済がストップしているので、日本の多くの企業も大変なことになっているようです。
農家(うち)も大変です。なぜなら、機械自体は日本製ですが、その一部が中国のパーツを採用しているためです。そういうことはきっと他の製品にも同じことがいえると思います。
というわけで、一度売り切れたらなかなか入荷しない可能性が高いと思っています、個人的には。。

なので、売り切れる前に早めに購入しておくのがいいかなと思います(._.)
※くれぐれも何の根拠もない変な商品は買わないようにご注意ください。

是非、これを機会にあなたもオゾン製品デビューして、オゾンを生活に取り入れ、快適な暮らしにお役立ていただければと思います。

また、私にとってオゾンは趣味といいますか研究対象といいますか、とにかく日頃からオゾンに接していますので、もし何か分からないことがあればお気軽にお問い合わせ下さい。(しばらくは新型コロナウイルスで外出もしないと思うので返信も早めにできるかと)

そんな理由で、今オゾンメーカーは大忙しのようですよ、というお話しでした〜

ではでは♪